インドの会社に勤める日本人のブログ

インドの会社の雰囲気などについて実体験をもとに情報発信します。

休みはまとめて取る!〜インド人社員の休暇の取り方〜

Namaste!

 

今回は社内で働くインド人の休みの取り方をサクッと紹介したいと思います。

 

休暇はまとめて取る!

 

インド人の多くは休暇をまとめて取ります。

理由はもちろん、母国インドへの帰省!

少なくとも1週間〜2週間はまとめて休暇を取ります。

 

日本で働くインド人は、インドから配属される人がほとんどです。なんとインドの社員には、年間40日の有給休暇が毎年付与されます!

もちろん日本で使ってもインドで使ってもOKです。

 

日本で採用された筆者や他の日本人社員は、年次が若いうちは10日〜15日(意外と少ない!)、しばらく経っても20日がMAXです。

 

インド人の休暇の取り方にいいなーと思ったこともあります。

 

ただ、彼らが長く休暇を取得しても、もちろん誰も文句を言いません。

なぜなら、インド人はみんな母国に帰りたい気持ちをお互い理解しているからです。

 

誰かがプロジェクトから2週間抜けることになっても、

Don’t worry, just bring us good indian sweets :)

となるのが恒例です。

 

インド人はめちゃくちゃ甘いインドスイーツ(生鮮スイーツ)が大好きで、これらは日本ではほぼ手に入りません。

 

なので誰かが帰国するときはお土産を楽しみに待ち、

自分が帰国する時は40人分くらいのお土産を買って帰ってきます。笑

 

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生スイーツの写真が無かったので、名前も分からないストリートスイーツ🍮

 

本当に一緒にいると、その考え方に楽しさがあり、クスクスと笑ってしまうことが多いです。

 

ただ、休暇を取る前に彼らはちゃんとやることをやって休暇に入ります。

エクセルシートなどに、想定されるチームのタスクを書き出し、「どのタスクを、誰にお願いする」プラス、分からないときはどのドキュメントを参照すればいいのかも書いてから休暇に入ります。

さらには、プライベートの携帯番号も共有し、何かあったらWhatsAppして!とも残していきます。

(WhatsAppしているところを見たことはないですが。。笑)

 

そんな感じで、日本にいるインド人はお互いに相手の気持ちを思いやりながら、楽しさを交えて休暇を取っています。

 

そんな彼らに混じって仕事をすると、日本人でも1週間くらいの休暇はすんなり取れますよ!笑

 

では、Dhanyavaad!:)

 

 

部署異動編③ ~部署移動を希望した理由~

Namaste!

 

今回は前回と前々回に引き続き、部署異動③を書きます。

そして今回は私がなぜ部署異動を希望したか、その理由を記したいと思います。

 

1.勤務地ロケーションによるチャンスの差。

2.日本でのビジネス/仕事の型を身につける。

3.ロールモデルの不足。

4.業務内容への期待。

 

それぞれ詳しく書いていきます。

 

1.勤務地ロケーションによるチャンスの差。

 

ここでいうチャンスとは、いわゆる技術の研修/セミナーや、ミートアップに参加し、自分の知見や技術を深めたり、コネクションをつくる機会です。

 

私が勤めている会社に限ったことではないと思いますが、技術系の会社は、社内でも頻繁にナレッジシェアやベストプラクティスのセッションが行われます。

社内セッションが開かれるのはほとんどが東京本社のセミナールームです。

稀にビデオ中継で、顧客常駐先からも参加できますが、五感を使って得る情報量の多さや、他参加者自分の存在を知ってもらうのも、やはり現地で参加している方が優位です。

 

実際に本社に帰ってきてから参加した社内セッションでは、QAやその後の雑談を通してセッション内容以外の知識シェアして頂いたり、トレーニングに参加させてもらったりと、多くのチャンスを得ることができました。

 

また、社外イベントも東京では頻繁に行われています。

なので業務後に社外のミートアップなどに参加すること容易です。

本社に帰ってきてからは、実際にRPAのミートアップやスクラム(Agileフレームワーク)のセッションに参加したりしました。

 

このようなチャンスが、地方での勤務だとやはり比較的少ないと私は思います。

 

2.日本でのビジネス/仕事の型を身につける。

 

インド人部署では、インド人に囲まれて英語を用いながら仕事を進める方法を学ぶことができました。クライアントとインド人同僚に挟まれながら、求められていることを見つけ、自分の立ち位置を考えて仕事をしました。

 

しかし、この環境だけだと、いわゆる一般の企業において、どのようにチームが作られて、どのようにステークホルダーが関わり合い、どのようにビジネス/仕事進めていくのかを実感することができませんでした。

 

自分が今後、数年後に転職を考える際に、インド人の間での働き方だけしか知らない状態よりも、インドと日本、どちらのビジネスの進め方も知っておいた方が良いだろうと思ったからです。

 

実際に、日本人メンバーのチームでは、デフォルトとして必要なドキュメントや手続きが多くあります。(それらが有効無駄かの議論はおいといて)

そのような事を一通り年次の若いうちに知っておきたいと思いました。

 

3.ロールモデルの不足

これは自分にとってかなり大きい問題の一つでもありました。

インド人部署だと、50代くらいのマネジメント職のインド人を除いて、20-30代くらいの同僚は、ほとんどが1-2年で母国帰ってしまいます。

一時的に結婚や大学院などの資金作りに日本に来ていたインド人も少なくありませんでした。

そのようなインド人は、今の仕事に不満があっても、あと数ヶ月我慢すれば良い、といったメンタリティーであることが多く、現状改善するために余計に仕事をふやしたり、転職を考えたり(VISAの問題もあります)することがほとんどありませんでした。

 

また、日本人の先輩上司が全くいない職場だと、数年後にどのようなスキルが身について、どのように会社内外から評価される人になるのか、全く参考になるロールモデルが存在しません。

 

そのような状況に対する不安もありました。

 

4.業務内容への期待

最後に、異動先の部署における業務内容の対する魅力と期待です。

筆者は一通りシステム開発を経験したいと考えており、その経験が詰める部署への異動希望がありました。

 

 

異動して良かったか?

良かったです。

上記4つのポイントを満たすことができていますし、やはり関わる人のジャンルや数が増え、毎日新しいことに悩み、学習して学ぶ機会を持てています。

 

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インドの街中です。タクシーから取った写真。

 

もし同じような境遇に悩んでいる人がいたら、参考になれば幸いです。

 

では、Dhanyavaad !

部署異動編② ~部署異動後に感じた、インド人チームと日本人チームの大きな違い~

Namaste !

 

今回は前回の部署異動編①に続く記事となります。

 

私が部署を異動したことで、異動前と大きく変わったことが3つあります。

 

1. 一緒に働くチームメンバーの構成

2. 働く雰囲気

3. 業務内容

 

それぞれ詳細を記していきます。

1. 一緒に働くチームメンバーの構成

これについては180度変わりました。異動前の部署では、上司や同僚含め、共に働く人は全員インド人でした。

異動後は、プロジェクトが小さく構成人数も5名以下のプロジェクトでしたが、全員日本人となりました。

 

会話やドキュメントの言語も、英語から日本語に変わりました。

 

2. 働く雰囲気

一緒に働く方々の文化も変わり、働く雰囲気も大幅に変わりました。

 

まず、普段の自分の行動言葉遣いにかなり気をつかうようになりました。

インド人チームと仕事をしていた時は、用いる言語が英語であったことも作用し、10年未満くらいの年次の差はほとんど意識することなく、コミュニケーションを測っていました。

インド人の仕事が滞っており、期日までになんとか仕事をしてもらう必要がある時は

「This is what you have to do now. Get start your job and done by tomorrow」

などと、フランクに会話し、仕事をすすめることができていました。

 

しかし、日本人と仕事をする場合はそうはいきません。

例え同世代であっても、会話の細部に気を配らないといけなくなります。

業務内容について議論していて、内容を確認しなければいけない時に、

「ちょっともう一回説明して」

といったり、

何か作業を進めてもらう必要がある時に、

「早く早く!」

とは言えないのです。

 

相手が同じ年齢であっても、年次が上の場合は、当人が気にしていなくても、周りにいる上司(50代とか)から「先輩への口の利き方が気に食わない」と横槍が刺さります。

同年齢の先輩が、気にしていない意志をその上司の伝えた場合でも、その上司は常に言葉遣いをチェックしてきます。

 

また、このような年次がほんの少し違う同僚へのフレンドリーな接し方はマイナスに個人評価されることもわかりました。

そして社内には評価制度があるので、横槍を刺してくる50代上司にはいい顔をしないと、給料にも悪い影響が出てしまいます。

 

シンプルに業務をチームでこなして、顧客の満足度を高めることだけでよかったインド人部署に比べると、やはり日本人チームは少なからず息苦しさがあります。

 

とはいえ、早いうちにいわゆる「日本企業的」職場コミュニケーションや評価について感じ取れたのは良かったことだと思っています。

 

3.業務内容

インド人部署にいた時は、私が唯一の日本人メンバーだったこともあり、

・クライアント(日本人)と直接やり取りをしてビジネスを進めていく。

・インド人の意図することや、クライアント(日本人)の意図することを相互理解させるための中間役。

的な業務もありました。

通訳さんは別にいたので、自分が通訳になることはほとんどなく、あくまでビジネスに関わる意思疎通や認識合わせで、中間役をやったりもしていました。

何より、直接クライアントと話をし、ビジネスを進めていくのはすごく面白いと感じることのできる現場でした。

 

異動後の日本人部署ではこの業務内容も大きく変わりました。

まず、クライアントに対して話をするほとんどの役割は先輩が担います。よって議事録など事務的な作業も多くなりました。

また、上司の日本人で英語が全く話せない人も多く、インド人部署にいた時以上に通訳を頼まれることもありました。

良い面しては、日本企業においてプロジェクトがどのように進められているのかを、ドキュメント作成だったり、日々の業務を通して学び取れることです。

 

以上、今回は上記3点を主に記しましたが、やはりそれぞれプロジェクトやプロジェクトチームによって文化や特色は違い、人種までもフルに違えばその違いはより大きなものとなると思います。

 

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職場で写真は取れないので、今回はインド人チームにいた時の同僚(5年次上)の写真を。

平気で shut the hell up! と言えます。笑

 

では、Dhanyavaad!

 

部署異動編① ~部署異動の希望から実現まで~

Namaste !

 

前回記事から少し時間が経過してしまいました。

今回はインドの企業で新卒1年目だった私が、部署を異動した経緯について、その中でも部署を異動したいなと思い始めた頃から実現するまでの過程の部分を記したいと思います。

 

部署の異動を希望する理由については他の記事にて記したいと思います。

 

・部署異動の希望を伝える。

まずは部署を異動したいという気持ちを伝えなければなりません。

私は下記の方々に異動の希望や気持ちについて伝えていきました。

 

1. 現場で共に働くチームメンバー

2. 本社オフィスにて現場をサポートしてくれる同部署の事務の方々

3. HR担当者

4. 異動前の部署のHead

5. 異動希望先の部署のSub-Unit Head

6. 異動前の現場のManager

 

以下、上記についてそれぞれもう少し詳しく、どのタイミングでどのように伝えたのかなどを記していきます。

 

<詳細>

1. 現場で共に働くチームメンバ

彼らとは基本的に毎日同じ環境で仕事をし、毎日会話をし、時には食事や飲みに出かけたりもする仲です。

チームメンバには、異動について考えていることを異動する大分前(実際の異動の2-3ヵ月前)から休憩時間やお酒を飲んでいる時に話をしていました。

彼らは年次も近く、新しい技術を学べる環境にいたいという想いも共通して持っていたことから、異動については誰しもが前向きに応援してくれました。

彼らに背中をずっと押してもらえたのは、異動の希望をHRや上司に伝える時にかなり勇気になりました。

 

2.  本社オフィスにて現場をサポートしてくれる同部署の事務の方々

次に相談したのは本社オフィスから事務的なことをサポートして下さっている方々です。

異動の1ヵ月前くらいから相談していたと思います。

普段から事務的な内容についてやり取りする回数も多く、時には現場の様子なども気を遣って頂いていたので、相談をしやすかったです。

当時は新卒1年目でもあり、社内における異動のプロセスを教えて頂いたり、実際に異動した先輩方とコンタクトをとって繋いで頂きました。

 

3. HR担当者

次に、HRの人材開発を担当する方々に異動の希望と近況を相談しました。

ここで話をしたHRの方々は日本人社員の方でした。

異動の3週間くらい前に、本社で研修の機会があり、その時に時間をつくって頂きました。

この際の面談では、現場での業務内容や状況と、抱えている不満や希望、次の部署ではどのような業務をしたいと考えているのかなどを話しました。

配属1年目の社員が半分わがままを言っていると思われてもおかしくない状況でしたが、親身に一つ一つ話を聞いてくれたことを覚えています。

ここで面談をしたHRの方々が、現場(愛知)からだと会話する機会がほとんどない、自分の所属する部署のUnit HeadやSub Unit Head(東京本社)に、色々と話を通してくれたのだと思います。

 

4. 異動前の部署のHead

異動が決まる2週間ほど前に、部署(Unit)のHead(インド人)が私が働いている現場(愛知)に出張で訪れました。メインはクライアントとの打ち合わせでしたが、忙しいスケジュールの中で、15分ほど時間をとって話をして頂きました。

現場での状況や、希望について話を聞いて頂いた後に、リリース(部署異動)の承諾をしてくれました。

その際に嫌な顔せず、来年度の新卒に対してはどのように現場が改善できるか、なにかアドバイスはあるか、などフィードバックを求めていたこと、異動先でも All the Bestと健闘を祈って頂いたことに感銘したことを覚えています。

 

5. 異動希望先の部署のSub-Unit Head

また上記4とほぼ同時期に、本社に再度研修で訪れた際に、異動希望先のSub Unit Head(日本人)と話しをする機会をつくりました。

このSub Unit Headとどのようにコンタクトをとったかというと、以前本社に研修で訪れた際、同じ研修を受けていた1年次上の先輩から、業務内容について説明を頂き、部署のSub Unit Headに彼の名前を通して連絡をしてよい(異動について打診してよい)と許可を頂いたことにはじまります。

Sub Unit Headとの面談においては、その部署の業務内容と、自分の希望がマッチしていること、異動した後にどのようなプロジェクトにアサインされる可能性があるかなどを確認しました。

 

基本的に部署の異動は、所属部署からのリリースの承認と、受け入れ部署の用意ができていれば可能です。

なので、この面談の時点で、異動については実現することが8割方確定し、あとはタイミングだけということになりました。

 

6. 異動前の現場のManager

最後に、現場のManager(インド人)にこれまでの経緯を相談しました。もちろん彼は私が異動について色々な方々に相談し、面談等していることを知っていますが、直接異動させてくれと頼んだのはこの時が初めてであったと思います。

本当は一番最初に相談すべき相手であったと思いますが、この時は最後になってしまいました。

彼もUnit Headと同様に、今の現場では何が不満だったのか、次年度の新卒にはどのように対応したらよいかなど、常に現場の改善を図るフィードバックを求めていたのが印象に残っています。

Managerとは、クライアントにどのタイミングで報告し、業務引き継ぎを他メンバーとどのように進めるかを話し、異動の日を確定しました。

 

以上が、私がインドの会社にて新卒1年目において部署異動をした経緯になります。

異動後の部署では、経験したかった業務内容が経験できており、異動してよかったと100%思っています。

このへんの理由については、他記事にて記します。

 

異動の際に、私が一番印象に残っており、インド人のチームで本当によかったと思えた出来事があります。

それは、チームのみんながFarewell Partyを開いてくれたことです。

現地のManagerやManagerのManagerも東京からの出張帰りに、Partyに出席して一緒にお酒をのんでくれました。

チームのメンバーからは、プレゼントや手紙まで頂き、一人一人一言応援メッセージをその場で授けてくれました。

インド人の心の温かさに本当に感動したことを覚えています。

 

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Farewell Party

 

彼らから最後まで、後押しを受け、新しい環境でも精進するという奮起の思いをより強く持つことができました。

 

Dhanyavaad!!

 

 

 

恋しくなるインド料理。。。

Namaste!

 

入社してインドでの現地研修をしてから早3ヶ月が経ちました。

そろそろ無性にインド料理が恋しくなります。

 

インド滞在中は、あまりのスパイスの効き具合(辛)と油っこさにほぼ毎日お腹の調子を崩しており、「もうインド料理は続けてられない、、」なんて思っていました。

 

が、あのスパイスって物凄く恋しくなります。

 

そんな時はどうするか。

 

ズバリ、インド人の同僚にインド料理作ってもらいます!

 

オフィスを出る時間が20時をまわり、帰路の途中でインド人同僚に電話をしました。

 

「インド料理食べたい🇮🇳 作って欲しい」

 

「作ってやるからウチに来い!」

インド人はYesと即答してくれました。

 

この辺がインドの人柄の本当に良いところ、自分が好きなところです。

平日の夜に何か作ってくれなんて、日本人同僚とかには(筆者は)中々言えませんが、インドの人はいつも快くYESと言ってくれます。

 

同僚の家に夜9時過ぎに着き、

後45分でできる。

と言われてから更に45分程経ったころ、出てきましたインド料理!!

 

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これは小麦を薄く延ばし空気を含ませ軽く揚げたものと、カレーっぽいものです。

 

ん〜〜、

かなりスパイシーでした!🔥

まさに恋しかったスパイス!

 

5~6個、揚げものを頂いて、辛さからヒーヒー言っていたら嬉しそうにアイスもくれました。

 

帰り際には「またいつでも来て」と満面の笑みで言ってくれました。

 

更にお邪魔する頻度が増えそうです。

 

インドの方はインド料理を上手に作ります。スパイスも母国から大量に持参しています。(スーツケースの中身半分はスパイスであるほど)

そして料理リクエストに対してはいつでもYESと答えてくれます。

 

是非機会があれば皆さんもインドの家庭料理を知人や友人にリクエストしてみて下さい〜!

きっと喜んで作ってくれます。

 

では、Dhanyavaad.

 

インド人の週末・休日の過ごし方は?

Namaste〜!

 

今回はインド人の休日の過ごし方、そして筆者自身が同僚のインド人と普段どんな休日を過ごしているのかを書いていきます。

 

■インド人は自然が大好き!

彼らは週末はサイクリングや山などに良く行きます。

インド人は自然であったり、仕切りや天井が無いオープンな場所が大好きです。

海を眺めたり、山に登ったり、登らなくても山の景色を眺めたりすることが大好きだそうです。

「先週末何したの?」と翌週の月曜日に聞くと、決まってサイクリングに行っていたり、日本アルプスや海を見に行ったりしています。

 

自分もインドで研修を受けている時は、現地の同僚に週末トレッキングに連れて行ってもらいました。

(めちゃめちゃ雨が降っていて、泥だらけになってもインド人は構わずトレッキングを続けます。濡れにきているようなものみたいです。)

その時のトレッキングの様子がこちら↓

 

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結構な濁流でしたが、靴やズボンが濡れてもここを渡って行きます。

 

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トレッキングに行くのは雨季が多いです。なので基本絶対に雨に降られます。 

 

話を日本に戻すと、彼らは普段生活している都市圏から抜け出して自然を満喫したいと思っている人が多いので、レンタカーなどして一緒にドライブして山に連れて行ってあげたりするとすごく喜びます!

(日本で働いているインド人は日本で通用する運転免許証を持っていない場合が多いです)

 

■インド人はパーティーも大好き!

インド人は音楽に合わせて踊ることが大好きです。彼らは口を揃えて「俺はダンスが好きだ」と言っています。

お酒は飲まない人もいますが、ダンスは全員踊れます

彼らと一緒にクラブなどに行くと、とてもダンスが上手なのが分かります。全身を使って音楽にノっています。

彼らと一緒に踊ると楽しいですよ!

また、インド人はハウスパーティーを好む人が多いです。料理をすることが好きな人も多く、彼らのお家にお邪魔するとインド料理を振舞ってくれます。

夜9時とかに行っても、その時間から3品くらい平気で作ってくれます。

インド人の同僚・友人ができたら是非彼らのお家のホームパーティーに参加してみて下さい!

インド料理を食べて、ダンスをして、存分にインド文化を体験することができますよ!

 

日本を旅行している!

最後に、インド人は土日をうまく活用して日本の観光地を巡っています。彼らの多くは1~2年という期限付きで日本に派遣されているので、その間はお金を貯めつつも日本を見て周る人が多いようです。

京都や広島、各温泉地などは人気で、週末にオフィスの誰かしらは日本の観光地に行っている感覚です。

著者も和歌山にある熊野古道など、世界遺産にインド人と行ったりもしました。

 

日本に住んでいると中々思い立って土日だけでは行かない場所でも、インド人と一緒だと行く機会も多くなるので、フットワークを軽く色々な日本観光地を巡ってみたい人にはいいかもしれませんね!

 

まとめ

インド人の週末・休日の過ごし方はとてもアクティブです。

「な〜んもしてない」で終わる土日や休日はほとんどないです。毎週何かしらのイベントが発生しています。

インドの会社に勤めてインド人の同僚ができると、さらに土日が充実するかも?しれませんね!

 

では、Dhanyavaad!

 

 

 

インド企業に勤める際の難点

Namaste ~ .

 

これまでは割とインド企業に勤める中での、良い面にスポットライトを当ててきました。

今回は少し雰囲気を変えて、インド企業で勤めているなかで難しいなと思ったことを少し書いていきたいと思います。

 

難点1、日本のバックオフィスオペレーションがほぼ届かない。。。

日本で勤務しているインド人は、ほとんどがインドでの採用で日本には数年という短い期間の勤務である場合が多いです。

そのため、日本オフィスのバックオフィスのオペレーションが届かないことが多いです。

より具体的には、

■年金制度などについて知っている人がほぼいない。→企業年金や保険などについて先輩から教えてもらうようなことができない。

■(日本人多めのプロジェクトに比べると)企業の提供する研修や、メンター制度などが全く管理されていない。

などがあります。

日本企業に多い事務的な手続きが、存在はするんだけれども色々とガイドしてくれる方はおりません。

なので日本人が多い人事部から色々な提出書類や案内の通知がきますが、それらに対して説明してくれる同僚や上司はおりません。

この点は少しめんどくさいと感じてしまいます。

しかし、メールベースで人事部とやり取りをすれば、手間や時間は多少かかるものの、解決するのでデメリットと言うほどのことではないです。

 

難点2、日本人のロールモデルが持てない。

以前の記事でも書きましたが、(自分の場合は)周りは100%インド人に囲まれているので日本人の上司はおりません。

なので、3年後・5年後・10年後などを考えられるようなロールモデルとなる先輩日本人社員がおりません。

これは結構難しいことであったりもします。

インド人は真面目で頭も良いですが、ほとんどが1-2年でインドに帰国してしまうので、日本でのキャリアの気づき方や成長のノウハウなどは自分で考えて決めていくしかありません。

3年後、5年後に自分はどのようなマーケットバリューがある人間になっているのか、前例が無いというのは結構不安です。

 

難点3、ヒンディー語で話されると理解できない。

インド人はみんな英語が流暢ですが、母国語は英語ではありません。

なのでインド人同士の会話ではヒンディー語やその他の母国語を話していることも多いです。(インドには何十個も言語がある)

そうなると当然ながら内容は理解できません。

業務内容に関係することで、自分の業務にも関連のあることであれば議論は基本的に英語で行われます。

しかし、インド人同士で土日の様子などの日常的な会話や、飲み会で酔っ払ったときの会話などにはヒンディー語が頻繁に使われます。

そんなときは、疎外感というほどではありませんが少しばかり寂しさを感じることもありますね。

 

とこんな感じで今回は3点ほど、筆者がインド企業に勤めていて難しいなと思ったことを記してみました。

是非参考にしてみて下さい。

なんでも質問も受け付けています〜!

 

では、Danyavaad!